独身だからこそ、スキルアップすることに時間を割いてみよう。
独身だからといって必ずしも、総合病院で夜勤をバリバリこなしたり、フルタイムでへとへとになるまで働かなくてはならないというわけではない。
将来、自分が看護師としてどんな分野で活躍したいのかをじっくり考え、パートタイムで働き方を制限しながら、資格取得のために勉強するという方法もある。
例えば、ケアマネージャーは看護師国家資格取得後、5年の実務経験を経てから受験することができ、介護を必要としている人や家族の立場に立ってケアプランを作成する仕事である。
資格を取得した後に仕事がしやすいよう介護施設やホスピスなどでの経験が役に立つ。
また糖尿病を抱える患者さんや家族の指導を行う、糖尿病療養指導士という認定資格を取得したい場合は消化器内科での勤務が近道だろう。
画像診断に興味がある場合は、超音波検査士の資格を取得して、健康診断や臨床で癌の早期発見や治療効果のためのエコー検査に携わることもできる。
発展している画像診断の一つに内視鏡検査があるが、医師が安全に、鮮明な画像が映し出せるよう機器のメンテナンスを行う消化器内視鏡技師という資格もある。
これらの資格取得のためには健康診断を行っている総合病院がお勧めである。
その他にも、増加する日本在住の外国人とのコミュニケーションがスムーズにできるよう英語が話せる看護師も需要が高まっている。
今だからできるスキルアップのために、今一度立ち止まって自分の働き方を見直してみよう。